
簡単な回答:米国で集合住宅用インターホンを新しく導入すると、通常はエントランスのドア1か所あたり設置込みで$1,000〜$7,000かかります。エントランスが2か所ある50戸のマンションなら初年度で約$11,500〜$43,000、これに加えてソフトウェア料金が1戸あたり月$5〜$15かかります。DoorViのようなQRコード式ビデオインターホンはエントランスパネルと配線が不要で、かかるのはサブスクリプション料金だけです。
ある管理会社の担当者の机に、同じ50戸のマンションに対する見積もりが3通あるとします。$9,000、$24,000、$41,000。どれも「ビデオインターホン」です。差を生んでいるのは、ほとんどの見積もりで見えにくくなっている5つの費用項目です。それが見えれば、当社を含めどのシステムでも同じ条件で比較できます。
集合住宅用インターホンの価格は、一度きりのハードウェア費と工事費に、継続的なソフトウェア料金と通信費を足したものです。一般的な見積もりの内訳は次のとおりです。
QRコード式ビデオインターホンは、物理的なパネルの代わりにドアにQRコードを掲示します。来訪者は自分のスマートフォンでそれを読み取って居住者にビデオ通話し、居住者がアプリからドアを開けます。エントランスに画面はなく、各住戸への配線も不要なので、費用のほぼすべてがサブスクリプションに移ります。来訪者側の操作はDoorViのインタラクティブデモで実際に試せます。
最も差が出るのはパネルではなく、工事費と配線です。Swiftlaneの2026年8月のガイドでは、50戸・エントランス2か所のプロジェクトについて、エントランス機器$3,000〜$12,000、解錠用ハードウェア$1,500〜$6,000、設置と配線$3,000〜$12,000、ネットワーク設定$1,000〜$4,000で、ソフトウェアを除く初年度の合計を$11,500〜$43,000としています(Swiftlane)。HomeAdvisorは一般住宅用インターホンの平均を設置込みで約$2,500とし、5戸を超える建物では費用が上がると指摘しています(HomeAdvisor、2026年6月)。
2つ目の大きな変動要因は電話回線です。古いコールボックスの多くは、いまも銅線のPOTS回線で発信しています。FCCは2026年3月26日、銅線回線の廃止に必要だった連邦の承認手続きをなくす決定を下し、通信事業者は最短90日前の通知だけで済むようになりました(Vcom Solutions)。DataRemoteが引用するFCCのデータによると、従来型の交換アクセス回線は3年間で2,700万回線から1,500万回線に減りました。コールボックスがこうした回線に頼っているなら、維持費は上がっているか、回線そのものがなくなろうとしています。対応策はコールボックスの電話回線が廃止されるときの対処法で解説しています。
システムの種類ごとに費用の構造は異なります。次の表は、2026年に公開された資料をもとに米国での一般的な価格帯をまとめたものです。
| システムの種類 | 来訪者が自分のスマホを使う | エントランス機器(ドア1か所あたり) | 住戸までの配線 | 映像 | 来訪履歴 | 錠前 / リレー連携 | 一般的な料金体系 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 音声のみのインターホン | いいえ | $200〜$800 | 通常は必要 | なし | なし | パネルの解錠機能 | 一括のハードウェア + 工事費 |
| 従来型の有線ビデオ | いいえ | $1,000〜$3,000 + 全住戸に室内モニター | 必要 | あり | まれ | パネルの解錠機能 | 一括、工事費が高い |
| 電話式エントリー / コールボックス | いいえ(居住者の電話を呼び出す) | 約$1,900(DoorKing 1834) | 不要。ただし電話回線、携帯回線またはVoIPが必要 | なし | 限定的 | ゲートまたはストライクへのリレー | ハードウェア + 毎月の回線料金 |
| クラウド型ビデオパネル | いいえ | $1,000〜$5,000以上 | 不要(Wi-Fi/アプリ) | あり | あり | リレー、多くはアクセス制御と連携 | ハードウェア + 1戸あたり月$5〜$15、またはドア1か所あたり月$30〜$100 |
| QRビデオインターホン(DoorVi) | はい | QRサイン(パネルなし) | 不要 | あり | あり | リレー(ESP32、Sonoff、Tasmota、Waveshare)、PDK、Brivo | 1戸あたり月最大$5、初期設定費・設置費なし |
出典:ドア単位およびソフトウェアの価格帯はSwiftlane、DoorKingの価格はElite Gates、DoorViの価格はDoorViによる。
価格を公開しているメーカーはごく一部です。公開していない場合は「見積もりベース」と記載しています。
| ButterflyMX | BAS-IP(アプリのみ) | DoorKing 1834コールボックス | Swiftlane | DoorVi | |
|---|---|---|---|---|---|
| エントランス機器 | パネル1台$3,995(8インチ露出型)〜$6,495(12インチ埋込型) | エントランスパネル1台$948 | 約$1,897(埋込取付キットは別売) | 見積もりベース | パネル不要。ドアにQRコードを掲示。タブレットの「デジタルコンシェルジュ」はオプション |
| ソフトウェア | 1戸あたり年$30〜$42 | 1戸あたり年$12 | DKS Cloud / Remote Account Managerソフトウェア | 見積もりベース | 1戸あたり月最大$5(1戸で最大6人まで利用可) |
| 設置 | 見積もりベース | 価格に含まれない | 含まれない | 見積もりベース | 初期設定費・設置費なし |
| 配線 | パネルに電源 + ネットワーク | ケーブル、スイッチ、電源は別途予算 | 16 VAC電源 + 電話回線、携帯回線またはVoIP | パネルに電源 + ネットワーク | インターホン自体には不要 |
| 錠前 / ゲート | アクセス制御と解錠 | 解錠機能。錠前は別途予算 | ゲート開閉機またはストライクへのリレー | アクセス制御を内蔵 | リレー(ESP32、Sonoff、Tasmota、Waveshare)、PDK公式パートナー、Brivo連携 |
| 配達への対応 | – | – | 暗証コード | – | 配達の事前承認とゲストコード |
| 来訪履歴 | – | – | 限定的 | – | あり。時刻、住戸、解錠した人を記録 |
| サポート | – | – | – | – | チケットは24時間以内に解決 |
出典:ButterflyMXの価格、2026年9月、BAS-IP 米国向け費用内訳、2026年7月、Elite Gates、Swiftlane。価格は変わるため、購入前に必ずご確認ください。
前提:50戸、ロビーの正面ドアと駐車場ゲートの2か所で、どちらにもすでに正常に動く電気ストライクまたはゲート開閉機がある。5年間で計算。メーカーが設置費を公開していない場合は除外。
| 選択肢 | 1年目 | 2〜5年目(年間) | 5年間の合計 | 含まれないもの |
|---|---|---|---|---|
| 一般的なクラウド型ビデオパネル(Swiftlaneの価格帯) | $11,500〜$43,000 + ソフトウェア$3,000〜$9,000 | $3,000〜$9,000 | $26,500〜$88,000以上 | – |
| ButterflyMX、8インチ露出型パネル × 2台 | $7,990 + ソフトウェア$1,500〜$2,100 | $1,500〜$2,100 | $15,490〜$18,490 | 設置、配線 |
| BAS-IP、アプリのみ | $4,910 | 約$470(BAS-IPの10年間の合計は$9,110) | 約$6,800(BAS-IPの1年・10年合計からの推計) | 設置、ケーブル、錠前 |
| DoorVi QRビデオインターホン | 最大$3,000(50 × $5 × 12)、初期設定費$0、設置費$0 | 最大$3,000 | 最大$15,000 | リレーやストライクがないドアの工事 |
正直に言えば、この表からわかるのは次のことです。1戸あたりで見ると、DoorViのサブスクリプションはButterflyMXやBAS-IPのソフトウェア料金より高くなる場合があります。節約になるのは、パネルを買わず、ケーブルを敷設せず、インターホン自体の設置工事費を払わない点です。パネルが良好な状態で残っている建物では、ソフトウェアだけの切り替えは元が取れないこともあります。コールボックスが故障している、銅線回線が不安定、あるいはインターホンがまったくない建物では、ハードウェアの項目がなくなることが通常、最も大きな節約になります。
どのインターホンも、ドアを開けるために何かを作動させる必要があります。改修の見積もりで最も驚かれやすいのがこの解錠装置の項目です。Swiftlaneは、エントランス2か所の建物で解錠・アクセス制御ハードウェアに$1,500〜$6,000を見込んでいます(Swiftlane)。
DoorViがドアを開ける方法:
同じリレー方式で、駐車場や来客用駐車スペースのゲート自動化にも対応できます。居住者がワンタップするだけでゲートが開きます。ゲート以外の駐車場の課題には、DoorViの車両用QRタグがあります。駐車スペースをふさがれたとき、事故、路上でのトラブルの際に、相手の電話番号を見ることなく車の持ち主に連絡できます。
来訪者・配達員:ロビーのドアでQRコードを読み取り、住戸を選んで、自分のスマートフォンから居住者にビデオ通話します。アプリのダウンロードは不要です。来訪予定のゲストは、呼び出す代わりに6桁のゲストコードや事前承認パスを使います。
居住者:DoorViアプリでビデオ通話に応答し、タップでドアを開けます。1つの住戸に複数の家族を登録できるので、在宅している人が応答できます。「Callback Number」(折り返し番号)をオンにしない限り、来訪者に居住者の電話番号は表示されません。
管理会社の担当者:CSVで居住者を一括登録し、入場モード(QRのみ、警備員 + QR、タブレット + 受付)を設定し、multi.doorvi.coの管理ダッシュボードからリレー、PDKやBrivoのドアを管理します。すべての訪問が時刻、住戸、解錠した人とともに来訪履歴に記録されます。
米国の新しいシステムの多くは、エントランスのドア1か所あたり設置込みで$1,000〜$7,000、これにソフトウェア料金が1戸あたり月$5〜$15かかります。Swiftlaneの2026年8月のガイドによると、エントランスが2か所ある50戸の建物では、初年度は通常$11,500〜$43,000になります。
ButterflyMXはビデオインターホンパネルを1台$3,995〜$6,495、ソフトウェアを1戸あたり年$30〜$42としています。設置費は別途見積もりです。
DoorViは1戸あたり月最大$5で、初期設定費も設置費もかかりません。1戸で最大6人まで利用できます。エントランスパネルを購入する必要はなく、追加費用がかかるとすれば錠前やリレーの工事だけです。
必ずしもそうではありません。価格の大部分は工事費と配線です。配線を省けるシステムなら、ビデオ通話、遠隔解錠、来訪履歴を失うことなく費用を抑えられます。
DoorKing 1834のような新しいコールボックスは設置費別で約$1,900で、電話回線、携帯回線またはVoIP接続が引き続き必要です。QRビデオインターホンなら電話回線そのものが不要になります。
ドアに現在、電気ストライク、マグネットロック、ゲート開閉機がない場合のみ必要です。あれば、DoorViはリレー、またはPDKやBrivoとの連携で接続します。
DoorViのサポートチームはチケットを24時間以内に解決します。
はい。doorvi.co/try-demoのインタラクティブデモで来訪者と居住者の流れを確認でき、チームとの15分間の通話も予約できます。
15分で自分の建物の金額がわかります。ドアの数と現在の機器を用意してデモを予約するか、来訪者の流れを自分で試してください。DoorViは1戸あたり月最大$5で、初期設定費・設置費はかからず、サポートチームがチケットを24時間以内に解決します。
執筆:DoorViチーム。DoorViは、集合住宅、ゲート付きコミュニティ、オフィス向けにQRコード式ビデオインターホンと来訪者管理を提供し、リレー、PDK、Brivoを通じて来訪者からの通話を実際の錠前につなぎます。
最終更新日:2026年10月19日